店舗時代のストック品です。 ヨゴレ等は画像の通りです。 個人的な感想としてこのS8は曽田耕が靴作りを生業としている中で、その工程を極限まで排除し簡単にしたデザインかと認識しています。 曽田耕は2025年現在でも1人で日々製靴をしています。 よくご覧ください。製靴の宿命とも言える「縫い目」が靴底のみで成立しています。 「靴手間が掛かり簡単に作れない」こうした前提は作家を量産に向かわせます。 外注量産になればロットが出てきてコストを圧迫していく。そうした流れに対して決して向かわない曽田耕のこの手数を減らすメソッドはとても大切だと思いますが閉店してから10年、現在この「工程プロセス」を意識している靴作家はどれだけいるのでしょうか？ ツラツラと書いてしまいましたが靴としてはしっかりしています。 材質 : ヌメ革、ソール カラー···ブラウン 汚れ・破れ・臭いなど···あり