オールドチベット法具 大型左巻法螺貝（トゥンカル）純銀巻き ターコイズ＆コーラル象嵌 手造り打出し装飾 仏教古美術品 チベット寺院使用 希少品★時代物★6D1116 この法螺貝はチベット・ラマ教の宗教儀式に欠かせない法具で、「トゥンカル（Dung dkar）」と呼ばれ、「白い法螺貝」を意味します。貝殻の白さと純銀に深く精緻に刻印されたチベットの文様が魅惑的な造形を生み出しています。 古代インドのヒンズー教においても、法螺貝から出る音は神仏を呼び、勝利と聖者の栄光を讃えるものとされていました。仏教や密教では、法音を意味し、邪気を払うとともに、純白で清浄であることのシンボルとされています。 この法螺貝には純銀（Silver925）で精緻に彫刻された鳥や魚のデザインが施されています。中心には密教法具のカツマ（羯磨）を象徴するドルジェ（ダブルドルジ）があり、その周りにはチベットの吉祥文様である八吉祥が配置されています。法螺貝（シャンカ）、法輪（チャクラ）、吉祥紐（ベルべウ）、双魚（セルニヤ）、白蓋（ギェルツェン）、宝傘（ドウク）、蓮華（ペマ）、宝瓶（ブムバ）など、それぞれに興味深い図像が描かれています。 この左巻の貝は「仙螺」や「聖貝」とも呼ばれ、稀有で貴重な左螺旋を持つことから、その価値は非常に高いです。唐草紋や波頭紋のようなチベットの造形は、見る者を魅了し、興味を引きつけます。 この希少な法具は、単なる装飾品としてだけでなく、仏教の歴史や文化を感じることができる貴重なアイテムです。オールドチベットの左巻法螺貝を手に入れることで、古代の技術と信仰を現代に伝えることができるでしょう。 サイズ：(約) 長さ35.5cm、 横幅17.5ｃｍ、厚さ9.5㎝、重さ988ｇ