「迷子のカピバラ」 秋月祐一 風媒社 初版函冊子 著者自身による写真２８葉と、短歌１００首、 人気のクラフト作家、井上陽子のイラストが織りなす マジカル・ラジカルな第一歌集。 地下街で迷子になつたカピバラにフルーツ牛乳おごつてやらう 加藤治郎（歌人） 「どちらかというとスマートで優しい歌なのだが、 実施されているのはラディカルな試行なのである」（解説より） ＊作品紹介 ずつと海を見てゐるきみと溶けてゆく冷凍みかんが気になつてゐる 引き潮のときだけ沖にあらはれる教室 今日もおやすみでした 「生涯にいちどだけ全速力でまはる日がある」観覧車（談） 開けてごらん影絵のやうな家々のどれかひとつはオルゴールだよ ひとつづつ交互に食べるたけのこの里よ 始発はまだまだ来ない ＊栞文執筆者 あがた森魚（歌手）、天野天街（「少年王者舘」主宰）、 諏訪哲史（作家）、ハービー・山口（写真家）、森雅之（漫画家） #秋月祐一 #本 #日本文学／詩歌 古本のため、細かい傷・スレ・ヤケ・シミなどがございます。 神経質な方はご購入をお控えください。 値下げ不可でお願い致します。 ただし、他の商品と同時購入していただける場合は値下げ可能ですのでご相談ください。